京都美濃吉のおせちを2023年は予約しませんか！？

美濃吉は、歴史ある高級京懐石料理屋の老舗です。その歴史は、江戸時代から。八代将軍徳川吉宗将軍の時代から300年あまりも続いているのです。
現在は、京懐石美濃吉本店竹茂楼として、京都の粟田口鳥居町に店舗をかまえており、数寄屋造りの本館に加え、合掌造りの別館もあり、長い歴史と伝統を漂わせています。

江戸時代に川沿いの料理屋として繁盛しており、京都所司代から、川魚生洲料理屋として認められるようになりました。その後、明治時代に入ると、京都で最も人気のある川魚料理として、名実共に知る人ぞ知る名店となっていきます。

「美濃吉」の創業は享保年間1700年代ごろで、明治時代の旅行案内誌にも、「美濃吉」の名前を目にする事ができます。始めは川魚料理店として経営されていましたが、昭和3年頃に大改装。高級感ある料亭として再スタートし、政財界の名士が集うまでになりました。

昭和7年には「味覚時報」という新聞を月刊で発行し、「家庭料理講座」としてレシピを載せるなど、いままでにない取り組みをしてきた店でもあります。

昭和40年代では、さらなる増築・改築をし、高級料理店としての存在はそのままに、富山から合掌造りの建物を移設し、若い女性でも気軽に食事を楽しめる、和風お食事処も新設。京弁当ブームをも巻き起こしました。

現在は、超高級料理店としての価格設定でありながら、常に賑わいの絶えない京都の料亭として続いています。

京懐石は、それぞれの四季が持つ魅力の素材を最大限に引き出したお料理。何かを加えたりする味付けをあまりする事なく、素材の持つ繊細な風味を楽しむことができます。

京野菜や、新鮮な魚を使った料理も当然の事ながら、なんといっても代々受け継がれてきた川魚料理こそが、美濃吉の真骨頂です。美濃吉名物の川魚料理は、懐石料理コースの中に必ず含まれており、伝統の味を堪能することができます。

美濃吉は、関西地方だけでなく、関東地方にもいくつか店舗を持っていますが、美濃吉の伝統的な高級京懐石料理を楽しむことができるのは、「懐石美濃吉本店 竹茂楼」だけです。

関東地方の「京懐石みのきち 東京新宿住友店」も本店に近い味の料理が提供されています。「懐石美濃吉本店 竹茂楼」での京懐石料理での食事は、3万円以上の予算が必要となります。

庶民の味とは言えるお店ではありませんが、お正月という特別な日には、美濃吉の高級料理に奮発してみるのも良いでしょう。

高級懐石料理店のおせちも、高価なおせちとなっていますが、家族みんなで、特別な味わいを楽しめる事を考えれば、値段に見合う、十分な価値があると言えるでしょう。美濃吉のおせちは、高級とはいえ人気のおせちです。

各百貨店で取り扱っていますので、まずは、どんなおせちになっているのか、ご覧になるのはいかがでしょうか？